【スタッフ日記】生い立ちの樹~後編~

収録やオーディションの現場で声優さんとキャラの話を聞かれるんですが……。
そのキャラクターという人間が通ってきた環境などを突き詰めていくと、性格や行動など、まだまだ深掘り出来るところが出てくるんですよ。
どんどん自分の考えていた人間と「別の人間」に変わっていくんですよ。

ただ、同時に創作において一番面白い部分でもあるんです。
だって逆を言えばバックボーンがきちんと決まっていれば「キャラクターが勝手に歩き出す」わけですから。
話を作る人ならば皆考えてることだと思います。「オリジナリティあふれる作品、キャラクターをつくりたい」。もう、ご都合主義なんて言わせません!

このバックボーン、作詞なんかもそうですが、現実の世界で自分磨きにも使えちゃうんです。

自分を客観的に捉えて、自分の弱点を知り、自分の個性を伸ばすためのパラメータ情報なんです。
つまり、バックボーンを制するは世界を制す!
アナタも今日から異性にモテモテのバラ色の人生が待っているのです!

そんなわけで、声優さんでもクリエイターでも創作をこれから始める方も、この『バックボーン』を少し意識してみてください。
今までとまた一味違った作品を作れるかもしれませんよ?