【スタッフ日記】人生を作り上げたビジュアルノベル4選

どうも、工場長です。
一気に暑くなりましたねー。頭おかしいんじゃないかってくらい暑いです。
CURAREですが、夏コミに落選してしまい、やる気も気力も夏の暑さでふにゃふにゃになっているかと思いきや。。。
思いの外、色々忙しく動いております。
進行中の企画なんかは、随時紹介していきますねーー。
 
さて、今回の日記ですが、先日Twitterで「自分を作り上げたゲーム4選」というハッシュタグを目にしたので、せっかくなので題材として取り上げてみることにしました(ビジュアルノベル縛りで)
 
皆さんも、大きく影響を受けた作品ってあるんじゃないでしょうか?
多感な時期に触れた作品は、時にその人の人生を歪めてしまうものです……
 
自分は高校生、大学生の時にビジュアルノベルというジャンルにどハマりしましたが、いい歳になった今でもこんなサークルを運営してたりしますw
 
今まで沢山のビジュアルノベルと出会ってきたわけですが、その中で大きく影響を受けたという観点で4作品選びました。
 
※それぞれの作品のあらすじは、書くと結構な分量になってしまうので割愛します。興味がある人は、自分で調べてみてね。

1. ひぐらしのなく頃に

ひぐらしは、自分にとって初めてのビジュアルノベルでした。そして、私をこの世界に引きずり込んだ罪深き作品です(笑)
友達に薦められるがままに、ひぐらし→月姫→fateと手を出して、完全に沼にはまってしまいました。そして現在もその沼から抜け出すことはできていませんw
 
特にひぐらしは、おおよそ今までで自分が一番ハマった作品と言っても過言ではないんじゃなかろうか。

派生作品やアンソロジーに至るまで読みふけったのを覚えています。

なんて言うか、ひぐらしってものすごく勢いがある作品なんですよね。
一気に最初から最後まで読み進めてしまう。読む人を没頭させる魅力がそこにありました。熱が冷めて振り返ってみると、色々とツッコミどころも多い作品なのですが(笑)
 
でも、なんだかんだ言ってどハマりした人は多いんじゃないかな?
一番旬な時期に、この作品を存分に楽しめた自分は幸せ者です。
 

ちなみに自分は、魅音推し。

だから澪尽し編が一番好きです。

誰よりも仲間思いのくせに、素直になれない魅音(・3・)
やることなすことが裏目に出て、どの話でも大体ひどい目にあう不遇キャラ。
 
魅音には幸せになって欲しい。

2. 遥かに仰ぎ麗しの(通称:かにしの)

この作品は、大きく「本校編」と「分校編」という構成に分かれています。
それぞれの編を別々のライターが描くという、複数ライター形式の作品となっています。
当然、本来ならライター間で主人公の性格など細かくすり合わせされるはずなのですが、この作品は良くも悪くもすり合わせを完全放棄しています(笑)
そんなところが面白い作品でもあります。
 
かにしのの良いところは、何と言っても「雰囲気の良さ」
凝った演出があるわけでもないし、尖った設定があるわけでもない。
ただ、ただ丁寧に作られた作品。
数え切れないくらいビジュアルノベルの作品はやってきましたが、もし1番を決めるならこれかなって思える、それくらいこの作品の雰囲気が好きです。
 
ちなみに自分は俄然、「本校」派です。
「本校編」で描かれる主人公の司が好きなんですよね。
 
「どんなことがあっても生徒を見捨てない」
司は、そんな姿勢でヒロインたちの問題を時に強引に、時にクレバーに解決していきます。
まさにイケメン主人公なのですが、いざヒロインに真っ直ぐな好意をむけられると、その好意を受け止めることができずに距離を取ってしまいます。
物語の終盤では、そんな司の心情に焦点があたります。
丁寧な心情描写も相まって、深い心の傷を持つ司というキャラに凄く感情移入したことを覚えています。
 
そして、司はヒロイン達の力を借りて、自分の弱さと向き合っていくのです。
こういう展開に超弱いんですよ・゜・(ノД`)・゜・。
 
定期的に起動したくなる本当に素敵な作品です。

3. 素晴らしき日々 ~不連続存在~

この作品、何と言っても印象的なのはプロローグ。
 
シラノ・ド・ベルジュラックから抜粋から始まり……
 
美少女、屋上、タバコとひらひら服
 
そして、夜の向日葵……
 
この流れを見て、我々は思うわけです。

「何だ、この神ゲーは……」

 
 作品をやったことがない人には全然伝わらないっすねwww
 
そんな感じで、神ゲーを予感させるプロローグで始まるわけですが、もうなんていうか色んな意味で想像を絶する作品です。 
とにかく凄い作品なのでやってみてくださいw
超名作です、人は選ぶけど。
 
ちなみにこの作品をやった人は、「シラノ・ド・ベルジュラック」の文庫本を購入して、もれなく本棚の肥やしにしてしまうジンクスがあります。
気をつけてください。

4. 屋上の百合霊さん

この作品は、実は自分が初めてやった百合ものになります。
あんまり百合ものはやらないので知ったようなことは言えませんが、百合要素はすごく軽い?ので、そういうのが初めての人でも楽しめるんじゃないかと思います。
 
この作品の良さですが、何と言っても主人公の結奈ちゃんの可愛さに尽きます。
 
主人公の魅せ方が、本当に上手い作品なんですよね。
結奈は、色んなことを器用にこなすハイスペック女子なわけですが、とある過去の出来事をきっかけに対人関係を極力避けて生活するようになります。

 

そんな少し癖のある結奈の魅力を描くには、群像劇という手法が本当に良くはまっていました。
 
各キャラの視点で、結奈の素敵なところが、 存分に語られます。
そして、思うわけです。
 

俺の結奈ちゃんが周りからこんなに慕われている……」

 
自分の好きなキャラが周りに認められるって、ものすごく満たされるんですよ(笑)
 
結奈が、色んな人との交流を通して、少しずつ少しずつ過去の出来事を前向きに捉えられるようになっていく。そんな心温まるお話です。
結奈の心の傷を作った出来事って、結構リアルで経験してる人もいるんじゃないかなってくらい、ありそうな内容なんですよね。
だからこそ、結奈の悩みがより一層自分のことのように感じられて、そんな結奈が大きな一歩を踏み出した最後のシーンがジーンとくるわけです。
 
青春って良いよね。心が浄化されまする。
長くなりましたが、以上となります(サラッと書くつもりでしたが結構がっつりかいてしまったw)
 
素敵な作品に出会うと、やっぱり皆さんもこう思うんじゃないでしょうか?
 
「こんな作品を作ってみたい!」
 
そんな皆さんと、CURAREで素敵な作品が作れたらなと思います。
 
 
作品のチョイス的に趣味合うなと思った方は、教えてください〜
今度、飲みにいきましょう(笑)
 
それでは〜〜