【スタッフ日記】 生い立ちの樹 (前編)

皆さん、こんにちは!
最近は「じゃりン子チエ」が再燃焼中の銀星岬です。
他のメンバーが楽しそうに趣味の話をしているので今回はちょっとだけ真面目なお話。
これから創作をする人に向けて、「ゲーム制作」にフォーカスを当てていきたいと思います。

ゲーム創りをするようになって、初めて覚えた単語がたくさんあります。
スチル、UI、プロット……etc
そのなかでも最近、特に聞く機会が増えた言葉。
皆さんも中学校や高校で書かされたことがあるのではないでしょうか。

『バックボーン』
日本語で言うところの「生い立ちの記」にあたりますかね。
自分の生きてきた中でどういったことを体験してきたのか、今の自分を形成している根元になった出来事などを書き記していくモノです。
自叙伝なんて言ったりしますね。
実はシナリオライター、声優として「キャラ創り」をする時の根幹になるモノでもあります。

偉そうに言ってますが、僕もこの言葉を理解してきちんと考える様になったのは最近です。
岬は覚えたての言葉は使いたくなるタイプです。
元素記号を教わったら「H2O飲みに行こうぜ!」とか言っちゃう子供でした。

僕自身、人の気持ちを考えてあげられないタイプではないと思っているんですが。
声優さんたちの演技を見たり、先生方のレッスンを受けたり、業界のディレクターさんのお話を伺ったり。
そんな中で僕を悩ます言葉でもあります。 

(次回に続く)